2025.7.21
「謎の家紋」に遭遇Σ(・ω・ノ)ノ!
家紋のお話が続いたので、石屋さんあるあるの補足話です。
「謎の家紋」と遭遇することがまれにあります。
家紋帳にもネットにも出ない・・・・・・・・・・・・・・
例で言いますと、「逆さ葵」という紋があります。これは、徳川家の「三つ葉葵」を上下さかさまにした家紋ですが、このような紋があるのにはいろんな説があるそうです。その一説には、徳川家に対して敬意をもってそのようにしたとのことです。
これは徳川家が長い年月の間栄えたので「逆さ葵」を寺社で見かけるわけですが、そうでなければ「謎の家紋」になるかと思います。
いろんな流れ話を聞くと、本家と分家との間のストーリーが家紋につながっている場合がいくつかあるようです。
「本家と同じだと〇〇なので、線を1本増やした」
「本家との関係が良くなかったので葉っぱを一枚減らした」
などなど。
世代をさかのぼった当時の施主様が独断でオリジナルの家紋をつくっていることがあります。
ただ、その一族が栄えて有名になると、そのオリジナルの家紋をつけた家系がどんどん増えて、一気にメジャーな家紋になるのだと思います。
ただ、ほとんどはこういったオリジナル家紋ですと「謎の家紋」となってしまいます。
墓石や位牌を新調するときには石屋さんと仏具屋さんは気を付けますし手間も掛けます。
わが社ですと、墓石の原稿作成ソフトの中にインプットして石に彫刻しますが、おそらくそのご家庭にふたたび御不幸が来ない限りはインプットされたオリジナルの家紋を使うことはない、という感じです。
そんなあるある話でした。
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