お墓に造花を供える際の注意事項と選び方②

2025.7.31

お墓に造花を供える際の注意事項と選び方②

前々回、こんな話を致しました。

 

造花の茎の先端部

 

造花を買う際、ここに気を付けた方が良いです。

 

・鉄が先端部で見えていると、お墓の花筒に入った水で鉄の部分がサビます。それによって、水にサビが混ざります。

 

・その水は、雨水などであふれて墓石に流れていきます。

 

・その結果、長い時間をかけてだんだん墓石にサビの混ざった水がしみ込みます。

 

・サビの水がしみた墓石は、薄く錆びの色に染まります。

 

・長い時間をかけてサビの水がしみた石からさびを抜くのはプロでも困難です

答え:造花を供えるのは良いですが、茎の先端までプラスチックなどでカバーされている造花を購入されてください。

先日の画像の造花とは違う100円ショップチェーンのお店に行ってみました。

ハスでしょうか。

 

茎の先端は、・・・・

 

プラスチックでカバーされています。

 

静岡市の店舗だけしか確認はしておりませんが、こちらの100円ショップは全国チェーンですが、造花のクオリティは高そうです。

 

この商品の開発担当者は石材店出身か?

 

これなら、造花の中の鉄がサビて、墓石に流れるようなことはそれほどないでしょう。

 

もちろん、プラスチックの経年劣化はあるかと思いますが、1か月ないし2か月で激しく劣化してしまうような厳しい環境の墓地は少ないと思いますので、普通であれば劣化よりも汚れでお花の交換をすることになります。

 

「そんなに墓石のサビなんて気にしないからいいよ」という方もいるかとは思います。

でも気にされる方は参考にされてください。

 

今、猛暑を越して酷暑ですから、本当は生花を供えたいところを泣く泣く造花を供えておこうかと考える方が以外に多いかもしれません。

故人やご先祖の供養も大切ですが、くれぐれも皆様のお体を大切にしていただいた中でお参りをされてくださいね。

 

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