2025.7.2
解体するのは待って!!納骨スペースを広げる秘策はコレ

数年前にお墓を建立させていただいた施主様から、
納骨と戒名の追加彫りの依頼がありました。
施主様のご意向で「親戚の家のお骨も将来的に入れたい」
ということもありました。そちらのお家の墓守がいなくなるからだそうです。近年よくあるお話です。
念のため施主様に了解をいただき、現地でお墓の中を確認いたしました。

上の画像は納骨のフタを外す前の画像です。
この石をはずすとお骨が見えてきます。どうなっていたでしょうか?

ふたを外したら、お骨でいっぱいになっていました。
頑張っても、あと1体が精一杯のスペースか。

一番手前のお骨を外に出したらこの状態。
今回の人はぎりぎり納骨できますが、
もっとスペースをつくらないと今後の納骨はできない。
どうしたものか。
ということで・・・・・・・・

骨ガメから布の袋に移すことを施主様に提案し、
了解をいただきました。
ただ、骨ガメから袋に移す作業に時間がかかるかもしれないので
納骨とは別の日に時間を取り、施主様にお立合いいただき
作業を行いました。

結果、このようになりました。
今回は複数のお骨を混ぜても良いというお話でしたので
元々の骨ガメの数よりも使った袋の数の方が少なくなりました。
袋には木の札をくくりつけ、
どなたがどの袋に入っているかが大体わかるようにしました。
今回の新しいお骨は骨カメのまま納めました。
今後、いつ納骨の依頼が来るかはわかりませんが、
おかげ様でだいぶ納骨のスペースができましたので一安心かと思います。
先日、こちらのブログの中に
「お骨が入らないお墓の問題|専門家が解決策をお教えします」
として投稿しましたが、その一環となりました。
ほんの少しですが施主様の安心感につながったかなと思います。
※今回の記事は施主様の了解をいただいたうえで作成致しました。本当にありがとうございました。
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この記事を書いた人
イシフク社長望月秀康
