2025.7.10
お墓の線香立ては買い替える・ではなく修理するものです!

お墓の線香立ての修理の依頼がありました。

依頼を受け、状況の確認をしたところ、
このように2つの香筒のうち1つが折れてしまっています。
ジェラルミンの花立が劣化して折れやすくなっていたのだと思います。
経年劣化は仕方がないですね。

工場に引き上げ、まず手作業で香筒を取り外します。

かたちが決まっていない作業は手作業になることがあります。
歯医者さんで治療を受ける時、セメントの詰め物の
こびりついたところを手作業でとる時がありますが、
似たようなイメージでしょうか。

取れました。この後、穴あけ(ボーリングと言います)
の機械で香筒の穴をあけます。

機械の刃の先端には人工ダイヤが埋め込まれたチップが張り付いており、
それらが硬いみかげ石を削って穴をあけてくれます。

ダイヤモンドが炭にならないように水を流しながら穴あけをします。
削られた石の粉と水が混ざった泥が飛び散っています。

完成し、念のため取り換えの香筒を入れ込んだ画像です。
古いジェラルミンの香筒は取り外しができませんでしたが、
今流通しているステンレスの香筒は取り外しができますので
香筒だけ水汲み場で洗うことができます。

完成後、お墓の方に設置いたしました。

お引き渡し完了です。
墓地を歩いていると、花筒や香筒が折れているところがあります。
どうしたら良いかわからないと思っている方、
お近くの石屋さんに相談されてください。
↑のような作業をしてくれると思いますし、
線香立ての掃除も簡単になりますよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇お名前の追加彫刻・納骨・リフォーム・新規建立・除草・墓じまい
などについて「迷っている」「検討中」「他の人の事例を知りたい」といったご相談も、お気軽にどうぞ。
ご質問のみでも大歓迎です。
無理なご案内や営業はいたしませんので、安心してお問い合わせください。
➡お問い合わせフォームはこちら
https://e-ishifuku.jp/contact/
TEL:0120-551-429(月~金 9:00~17:00 土日休日)
※土日祝日はお休みが多いですが、前もってご連絡いただければ対応可能です。
