これで安心!お墓への納経のやり方と注意事項

2025.8.24

これで安心!お墓への納経のやり方と注意事項

ある時、納骨の作業の際、納骨室の中にビニール袋に入った筒が見つかりました。

「これは何ですか?」お施主様に聞いたところ、「わからない」ということでした。

筒のふたをあけて中身を見てみると、写経された紙が入っていました。

「恐らく、ご先祖様の成仏や遺族の皆さんの繁栄を祈念してお墓の中に納められたものでしょう」

ということで、またお墓の中に戻させていただきました。これは納経と言います。

画像は、「もしよければこちらをお墓の中に納めますか」ということで黒い石のプレートをお墓に納めることをすすめることがあります。

または、このプレートをお墓のパーツのどこかに貼ったりもします。

 

お墓の納骨室の中にお経を納めることは「先祖供養」となり、また「功徳」となるのでお寺さんも「それは大変良いことです」と言ってくれるところが多いです。

ただ、気を付けてもらいたいのは、宗旨・宗派によって唱え方が違うことです。

般若心経を納経するのであれば、仏教であればだいたいの宗派は大丈夫ですが(念のためお寺さんに確認はされてください)、・・・・・・・・・・

 

・南無阿弥陀仏:浄土宗や浄土真宗など

・南無釈迦牟尼仏:臨済宗、曹洞宗など

・南無妙法蓮華経:日蓮宗など

・南無大師遍照金剛:真言宗

 

といった感じで唱え方が変わってきます。ですが、だいたいのお坊さんは「ご先祖さまも喜んでくれますよ」と、いろいろ教えてくれると思います。

あとは、小さい石のかけらに筆ペンなどでこれらの「お唱え」を書いて納骨室に納めることをすすめることもあります。

デラックスなのは、小さい仏像そのもの(阿弥陀さんやお釈迦さん)をお墓の中に納めることもあります。

これは本当にまれです。

このようなデラックスなやり方もありますが、写経を入れたり(納経)、石のかけらにお唱えを書いて入れることはお金はかかりませんので、やられてみても良いかと思います。

 

過去にお施主様に言われたことであと一つ気を付けることは、「〇〇ちゃん、あの世に行っても元気でいてね」など俗世間のメッセージ性の強い言葉をお墓に納めたいというのはあまりよろしくないと言われますので、そこはお寺さんに確認を取られた方が良いかと思います。

 

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