2025.8.18
受章記念のパーティーにご招待いただきました。
先日、酷暑の中ではありましたが尊敬している方の受章記念のパーティーに呼ばれ、大阪のホテルまで行ってまいりました。
射場石利石材(株)の射場一之さんです。
射場さんは、(一社)日本石材産業協会という石材業者の全国団体の会長を務めていました。
今回は藍綬褒章という褒章を受章されました。それは石材店としての実業や業界団体の活動をとおして、石材の産業の振興、また社会の福祉に大いに務められたということだそうです。
射場さんのエピソードは実業においても業界団体の活動においても数々のエピソードがあります。そのひとつは「メダカの給食当番」です。この企画をやっていたら、徐々に小学生がメダカのエサやりに来たそうです。やがて、順番に並んでエサやりをするようになり、いつのころからか毎日決まった人数の子供が来るようになったそうです。聞いてみると、学校で「メダカの給食当番」の当番を決めてから射場さんのお店に来るようになっていたからです。すごいΣ(・ω・ノ)ノ!こういった射場さんのエピソードは「ワクワク系マーケティング」を推奨している小阪裕司先生の本にも載っています。
小阪裕司先生の本はこちら↓
小阪先生の書籍の中で「石材店」の実例がありますが、ほとんど射場さんの実例です。
「リピートがほとんどないと思われていた墓石業者がなぜ食品スーパーや眼鏡屋さんと同じセミナーで実績を上げられるんでしょうか」みたいになっています。
小阪裕司先生の本は石材業界だけでなく美容室や呉服屋さん、居酒屋など中小、零細を中心としたいろんな事業の人たちのコンサルを通して得た実例が盛り込まれています。
一時期、石材の業界紙の主催で「石材店向けワクワク系マーケティング実践会」を小阪裕司先生のオフィスで数年にわたり行われていたのですが、その際、射場さんは半ば師範代のように毎回のセミナーに参加し、各石材店さんと意見交換やアドバイスをしていました。
石材店というと、石工事、職人、というイメージが強いですが、集客ができなければ技術の持ち腐れです。そういったところを解決することに最も邁進されてきたと言える人です。射場さんにはアドバイスを求めるために何度も訪ねたことがあります。僕の方からは射場さんにお返しできたのは静岡で買ってきた手土産だけでした。それでも快く時間をつくって相談を聞いてくださり、毎回具体的なアドバイスをくださいました。
射場さんのますますのご活躍を祈念致します。この度はおめでとうございました。