合祀の失敗は取り返しがつかない!後悔しないために・・・・

2025.8.22

合祀の失敗は取り返しがつかない!後悔しないために・・・・

お盆の時期、ネット記事では「終活」の一環として、お墓やご先祖様のお骨をどうするかについて書かれているものがあり、「樹木葬で大失敗!」というサブタイトルでした。家主の皆様はこういった選択を迫られているんですね。大変です。

 

樹木葬の失敗

内容は、「豊かな自然に囲まれた樹木葬・・・・・」というところにお骨を納めたところ、親戚から「遠すぎてお参りできない」という声が上がり、結局市街地の方の墓石を建て直したというケースがあったと。

 

自動搬送式納骨堂の失敗

自動搬送式は、わかりやすく言いますと、ビルの中にお骨の機械式の立体駐車場が入っているようなお墓です。実際に中に入っている機械も立体駐車場の会社と同じメーカーがつくっていることがほとんどです。建物の内装はとてもおしゃれで、電子式で焼香ができるようなところもあり、施設に入る鍵さえ持っていれば他に何も持たずにお参りができるところが多いです。

こちらの記事では北海道での自動搬送式の納骨堂の経営が破綻し、経営者がいなくなったケースが書かれていました。

自動搬送式納骨堂の供給過多は数年前から僕たちの業界でも言われていて、経営が苦しいところもあるとは聞いていました。

その中でも、お寺の本堂や住職のお住いの間近にあるような納骨堂であれば一定の安心感は保てるのではないかと思います。

 

一番こわい「合祀」の失敗・・・・・・

どんな形の埋葬であっても、他人様のお骨と混ざって二度と取り出せないような埋葬(=合祀)に失敗は許されないということです。

海洋散骨やバルーン葬も同様です。海や空に混ざることになります。

樹木葬も、個々のお骨を仕切っている所と、完全に合祀されるところがあります。大体は、合祀される区画は一回埋葬の際に料金を払えば終わりで、仕切られている区画は年間管理料を払うようなプランになっているかと思います。合祀は安いですが、本当に要注意です。

墓地の管理会社に怒っても裁判をしても一度合祀をしたらお骨は取り出せません。

 

お墓やお骨の将来、特に合祀ですがそのあたりは親戚や周囲の人たちに相談し、しっかり時間をかけて決められるのが良いかと思います。

そこに慎重になるのであれば、期間限定のコンパクトのお墓にいったんおさめて、年数が経ったら合祀するというプランもあるところはありますので、そういう情報も収集されたら良いかと思います。

 

そう考えると今の長男さんや家主さんの責任は重いですね。大変かと思います。

 

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