2025.6.25
墓石の正面が個人名(祖父)なのですが、いずれ他の人(両親)も入るようにしたいです。 どうしたらよいでしょうか?
墓石の正面が個人名(祖父)なのですが、いずれ他の人(両親)も入るようにしたいです。
どうしたらよいでしょうか?
という問い合わせを受けるときがあります。
こういったときは「お立会いの必要はありませんので、まずお墓を実際に拝見させてください。」となります。
確認したいことは、、、
①既存の墓石を加工して再利用できるかどうか
②現状のままで納骨する空間があるかどうか
まずこのあたりです。
個人名で建てられている墓石は古いものが多く、現在良く使われる花崗岩や斑レイ岩(いわゆるみかげ石と言われる石材)ではなく、凝灰岩(大谷石など)で建立されていることがあります。
凝灰岩であれば触ったとたんにボロボロにくずれしまう時があるので、まずはどのように対応するか、すべて新しくみかげ石でつくることをすすめるか判断いたします。
もし、ボロボロでしたら・・・・すべて解体処分しすべての墓石をつくり直す提案になるかもしれません。
もし、既存の墓石を加工して利用できると判断したら、石材店としての作業は・・・・・・
ⅰまずは、・・・・・・・・
納骨室のスペースがどのぐらいあるのか。そしてそのスペースがお施主様の希望に見合うものか
そこを見極めた後に納骨室などの図面を考案します。
ⅱまた、・・・・・・・・・・
個人名で石碑に刻まれていますので、正面をカットして「〇〇家・・・・」などの字を刻む、もしくは石碑を新しい材料にして設置する図面の考案をします。
ⅲそして、お墓に眠っている人と、将来お墓に入る人の名前を刻むところをつくる図面作成。
お施主様にヒヤリングした上でⅰⅱⅲを考え、提案させていただきます。
基本的には、「まずお墓を実際に拝見させてください。場所を教えていただくだけで良いです。」となります。また、できましたらお電話で構いませんのでお話を聞かせてください。必ずしも現場のお立会いや面会は必要としない時もあります。そんなところでしょうか。