2025.8.23
増えた?なぜ?増えた??「同じ地域の寺墓地から寺墓地へ」の移転
「同じ地域の寺墓地から寺墓地へ」の移転の例を見ることがぱらぱら出てきました。
少し前までは、・・・・・・
・息子さん、娘さんが東京などに定住しているため地方の地元にある墓石を解体して、お骨を都心部に移す
・今後のお墓の継承が不安なため、従来のお墓を解体して、同じお寺にある合同のほうにお骨を移す
というケースがほとんどでしたが、どうもそうでもなくなってきそうです。なぜでしょうか。
「同じ地域の寺墓地から寺墓地へ」の移転というのは、
改葬先が、「入檀不要」「コンパクトな墓石」「宗旨・宗派不問」でオンライン、オフラインで広告宣伝をされているところが多いかと思います。
何か事情があっての改葬もあるとは思いますが、このケースが増えている印象があるので、もしかしたら「息子に迷惑をかけたくない」的な不安や機能的、経済的な面を見てのことかなと。
経済的な理由と考えると、改装後の「ランニングコスト」は下がるかもしれませんが、改装時にかかる費用は高額なので、仮に20年スパンですと、改装しない方が良かったという結果になる可能性はあります。
ただ、改装にかかる費用は先にあの世で成仏される親御さんが払って、「残り、安くしたから頼むね」と考えてのことなのでしょう。
いわば「初期投資」と「ランニングコスト」ですね。家計も大変です。
あとは、自分が少し危惧しているのが、寺院さん同士の人間関係です。
あまり付き合いのないところに改葬されるのであればまだ良いですが、同じ宗派や同地域の仏教会の会員同士での改葬ですと、いくらお坊さんでも心穏やかではいられないかも知れません。
お客さんが競合他社にのりかえた
大事な社員が競合他社に引き抜かれた
これとあまり変わらないのでは。民間企業ですよ、これ。
時代の流れの1スパンが本当に短くなりました。大きな石屋さんも霊園開発業者も買収が進み、経営者の顔が変わっているときがあります。
全然知らない石屋さんのニュースをユーチューブで見ていたら、そこの社長さんが知っている顔だったりします。買収ですよね、おそらく。
今はお墓の業界でさえもわずか3年で1スパンのような気がします。お寺さんの業界の流れもはやくなっています、実際。昭和に戻りてー( ゚Д゚)
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