2025.9.20
失敗しない石材店の選び方|国内加工と中国加工の本当の違い(*´Д`)
「お墓選び」すなわち「どんなお墓をつくりたいか、建てたいか」は
「どの石材店に頼むのが良いのか」とほぼイコールです。
では、どのような石材店を選んだら良いのか悪いのか
そのひとつが、・・・・・・
国産、国内加工の墓石に詳しい石材店を選ぶと良い
です。
なぜか。それは、・・・
国産材、国内加工は高額で売れる回数が少ないので国産材の勉強をあまりしない石屋さんがおります。
逆に勉強熱心な石屋さんは国産のこともしっかり知識に入れています。
ですから、その説明ができるかどうか。そうなると、
国産、国内加工の墓石に詳しい≒頑張っている石屋さん
となるわけです。
今回は
「輸入品と国産・国内加工の違いの説明」
の中で、
「国内加工と中国加工の差」「日中の工場のクオリティの差」
に行きたいと思います。
いくつもあり、キリが無いのですが、
最も大きな差は、・・・
水平・直角の精度の差
です。
この画像は、昭和の時代につくられた弊社事務所の石のカウンターに差し金をあてたものです。ちなみに銘柄は福島の「浮金石」です。
国内加工品であれば、差し金はぴったりあたるのが95%以上ですが、
中国加工品であれば50~85%ぐらいの精度です。時として、差し金と石との間に3ミリ以上の隙間ができることがあります。
この精度の差はぱっと見た目ではわかりにくいですし、プロの石職人が石工事で設置するときに、よりわかりにくくなるように仕上げて完成させます。
見た目ではわかりにくいですが、石碑によっては不自然に水が溜まるところが出てきます。
あまりにも精度が悪いときは、弊社の場合は日本の工場で再加工してから設置しています。その余分な加工賃はお施主様からはいただけません、というかいただけません。事前にそんな説明をすることは滅多にありませんから。弊社か輸入先の業者の間のどちらかで負担します。
次の画像は、同じく事務所のカウンターのコーナーに差し金をあてたものです。
先ほどの説明を読んでいただいたのと同様、直角の精度は単なる直線、水平よりももっと国内加工と中国加工の差が出てくるのは説明するまでもなくおわかりかと思います。
また、殊更お分かりかと思いますが、石の寸法が長ければ長いほど、その精度の差は大きくなる可能性が高いです。ですから面積の大きな墓地への墓石建立は国内加工と中国加工の差が出やすく、また工事する職人の(見た目、わかりにくく仕上げるなどの)技術にも大きな差が出やすいです。
ですが、残念ながら
「クオリティの差以上に金額の差が大きい」
「日常生活に支障が無い」
ので輸入品の墓石を選ぶお施主様が大多数だというのが現実です。それは仕方の無い話です。
きっと違う製造業、加工業においても同様の現実があるかと思います。
そこで、・・・・・・
※納期の無いときに輸入されてきた石製品の品質、精度が悪かったときの石材店の対応は大きく差が出るところだと思います。
そういった意味でも、
「お墓選び」すなわち「どんなお墓をつくりたいか、建てたいか」は
「どの石材店に頼むのが良いのか」とほぼイコールなのです。
今回はプロ同士でしかほとんどしない説明を一般の皆様向けに分かりやすく文章化したつもりでしたが、いかがでしたでしょうか。
わかりにくかったらすみません。自分の力不足です。
次回は、加工の差ではなく国産材、中国材の「材質の差」に行きたいと思います。
ご購読いただきありがとうございました。
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