2025.9.26
失敗しない石材店の選び方|契約書を交わさない石材店はダメ?答えは・・・
「お墓選び」すなわち「どんなお墓をつくりたいか、建てたいか」は
「どの石材店に頼むのが良いのか」とほぼイコールです。
では、どのような石材店を選んだら良いのか悪いのか
というお話の中で、今回は、
契約書を交わさない石材店はダメ?
です。
即答を求められれば、自分としては80~85%ダメ
です。
先日紹介差し上げた「石材店に行く前に読む本」には、
「いい加減な石材店としっかりした石材店の違いは、契約書の有無・・・」
というところがあります。
僕個人としては、この文言に対しての賛成の度合いは、80~85%程度です。
なぜか。
さすがに見積書も設計図も見せないとなると、その石屋さんのやりかたは95%以上ダメかなとは思います。
ただ、僕は契約書を交わさなくてもほとんどクレームを受けていない、繁栄している石屋さんをたくさんいることを知っているから100%ダメとは言えません。
わが社は契約書を交わしていますよ。^_^
ちょっと体質が古い業界だと言われるかもしれませんが、契約書を交わさない石材店すべてがいい加減でダメとは言えません。
僕が良く知っている福島県と静岡県では、おそらく半分ぐらいの石屋さんは契約書を交わしていないと思います。
ただ、繰り返しますが、今時さすがに見積書も設計図も何も紙を渡さないでお墓を建てる石屋さんはゼロに近いです。
なぜそうなっているのか。
僕の推察ですが、
30年ぐらい前までは、お墓のデザインのバリエーションが極端に少なかったから(ほぼ打ち合わせが不要だった)
かと思います。
昭和の時代は、石屋さんがお施主様を墓地に連れていき、実際に建てられている昔ながらの和型の石塔を見せて、
「こんな形のこの大きさで〇〇円」「じゃあ頼むよ」「はいよー、ありがとう。〇〇ごろに完成するよー」
で済んでいたのでしょう。
90年代からは輸入品の流通で加工コストが下がり、墓石専用の図面作成ソフトが業界内に流通し、デザインが一気に無限に近い状態に増えたので、さすがに設計図は渡しているといった状況かと。
今のところ
「設計図さえしっかり渡し、信頼関係さえあれば墓石建立の仕事は成立する」
という考え方で繫栄している石材店がたくさんいるのが実情です。
僕個人としては、今時どんな人と関わるかがわからないので、「言った言わない」でのトラブルの予防のため、お施主様を守るためにも、石材店とその従業員を守るためにも契約書をお願いしたほうが無難だと考えております。
逆に、・・・
「うちはしっかり契約書も保証書も作ってお渡ししています。それをやらない石材店はだめ」
ということを強く主張する石屋さんの中には「売上げ」「実績」ばかりが頭の中にある人もいると思います。
そこは逆に「気を付けて」と言いたいですね。昭和の古い人間かもしれないですが。
「言った言わない」を防ぐのも大事だけど、お客さんのお役に立った結果が「売上げ」だよと。
「契約書=いい仕事」じゃないよと。
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