日本の銘石|天山石です

2025.11.11

日本の銘石|天山石です

佐賀県で採掘されている、・・・

 

天山石

 

の採石場です。

 

この石は、25年ほど前までは、静岡ではあまり使われていませんでした。

 

が、その後、静岡だけでなく関東でもよく使われるようになりました。

採石場は日本の墓石の中では非常に大きく、最盛期は、一か月で400トンぐらい出荷していた時もあります。

ちなみに、大体の墓石の採石場は一か月の出荷量は100トンも取れないところが多いです。

 

近所にもほぼ同じ材質の採石場があり、ライバルになるのですが圧倒的な出荷量と安定供給といった面で、

天山石を使っている業者さんが非常に多いです。

 

ただ、現在はお墓の需要も下がっており、多少の生産調整はしていると思われます。

 

この石はスペック重視のお施主様にはうってつけの墓石です。

花崗岩に分類されている墓石材の中では吸水率、圧縮強度、ともにトップクラスです。

 

また、2016年から新しく就任している田中社長は大学の講師とこの天山石の経営の二刀流とあって、

 

石のスペックの数値化に強く、

 

採掘された石の中である一定の基準を超えた石を

 

「紺碧」

 

というブランドとして、墓石店のブランド化にも貢献されています。

 

あるエピソードですが、・・・

 

僕が田中社長の携帯を鳴らした時、

 

「もしもしー、田中ですーー。」

 

「田中社長、今、お電話、大丈夫ですか??」

 

「ちょっとまって・・・・・・・

いま教室から出たからちょっとなら大丈夫です」

 

「いやいや、だいじょうぶじゃないでしょーーーーー、やばいですよーーーーー。また電話しますよ――――」

 

「いやいや、大丈夫です・・・・・」

 

みたいな時がありました。

 

そこまで急ぐ用事ではなかったので良かったんですが。(*´Д`)

 

もう十年以上前のことですが。

 

田中社長は、非常にアカデミックな畑に身を置かれていますが、

人柄は非常に気さくな方です。

 

近所には七山石材の麻生社長、田中直美石材の田中社長がおり、ライバルになるのですが、

(近所の採石場で、見た目も材質もほとんど同じような石の採石場を経営されています)

 

先代の社長の時よりも肩ひじ張らずに上手にお付き合いされているようです。

 

良い石ですので、ご興味のある方はお問合せください。

 

 

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この記事を書いた人

イシフク社長望月秀康

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