気分はコスト|「良い気分」が経済を生む

2025.10.29

気分はコスト|「良い気分」が経済を生む

 

 

20年以上前、自分の小遣いから大枚を出してあるセミナーに通っていた時がありました。営業とか経営とか、理念とか、そんなやつです。

 

あるとき、そのセミナーで、

 

「脳内市場」

 

という話がありました。

 

当時、「脳内革命」という本がヒットしていたのでそのワードにもひっかけられていたと思います。

 

9.11の翌朝の朝刊に、そのセミナー会社は中途採用の募集広告を大きく出していたのですが、9.11の同時多発テロのニュースのインパクトが大きすぎて、おそらく全く広告の効果が無かった。

 

この会社に限らず、あらゆる広告が同じような目にあっていたので、残念ながら広告費は台無し。

 

よく考えてみれば、テロリストが間もなく日本を標的にするとは限らない。

 

でも皆さんはニュースにのめりこむ。

 

そういったタイミングで(メディアをとおして)どんなことをしても何の成果も出ない。

 

何が起こっているかと言うと、

 

皆さんの脳の中が「9.11」という決まった一つのことに占有されているから

 

です、と。

 

市場は皆さんの脳の中にある

 

だそうです。

 

ある時、お墓の作業で落ち度があり、クレームを受けることがありました。

その後の対応も良くないと判断されたのかもしれませんが、それを皮切りにお施主様の中であらさがしが始まってしまい、最終的にはいちゃもんのようなことにも対応することになってしまいました。

 

これは、もうお施主様が

 

信用できない

 

と思ってしまったからにほかなりません。

ですから、お施主様の脳の中がその気持ちに占有されたからです。

 

ある意味残念な話ですが、商売人として、ゆっくり時間をかけてベストを尽くして提供された品物であっても、お客様が「良い」と判断されなければふつうの品物です。「悪い」と判断されれば粗悪品です。☆一つです。

 

 

逆に、それほど気合を入れず、普通に日常的に提供された品物でもお客様が「良い」と判断されれば良い品物で☆五つです。

 

 

粗悪品をだまくらかして提供してお客様の満足を獲得することは良くないですが、

 

 

供給する側が「良い」と思うものを提供することと、お客様の「良い気分」はイコールではない場合が多々あることを日々、認識していないと、特にこのややこしい令和の時代を切り抜けるのは難しいですね。

 

AIなるものが流通した現在は、「良いものづくり」に集中しすぎると、お客様の「良い気分」に注力している会社との差が何ケタも出てしまうような気がします。

 

 

まさに

 

気分はコスト

 

です。

今回は僕の持論でした。最後までご購読いただきありがとうございました。

 

 

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