2025.7.29
お墓に造花を供える際の注意事項と選び方
これはユリの花の造花です。
よくできていますね。
お墓などのお供えに造花を使う人は一定数いらっしゃると思います。
もしかしたら今は酷暑で、花を供えてもすぐに枯れてしまうので、今の時期だけ造花を供えようと考える人もいるかと思います。
そこで気を付けたいところです。
茎の先端部がどうなっているかです。
造花の茎の先端部
このユリの造花はある100円ショップで購入したものです。最近の100円ショップのクオリティは悪くないですよね。僕も自宅用の消耗品などはよく100円ショップを利用します。
写真がぼけてしまいましたが、茎の先端部のところから中身の鉄が見えていますよね。
造花を買う際、ここに気を付けた方が良いです。
・鉄が先端部で見えていると、お墓の花筒に入った水で鉄の部分がサビます。それによって、水にサビが混ざります。
・その水は、雨水などであふれて墓石に流れていきます。
・その結果、長い時間をかけてだんだん墓石にサビの混ざった水がしみ込みます。
・サビの水がしみた墓石は、薄く錆びの色に染まります。
・長い時間をかけてサビの水がしみた石からさびを抜くのはプロでも困難です。
答え:造花を供えるのは良いですが、茎の先端までプラスチックなどでカバーされている造花を購入されてください。
造花すべてを否定するものではありません。
同じ100円ショップの全国チェーン店でも〇〇〇の造花はだめ、〇〇〇〇の造花はほとんどカバーされていた、というのはあります。
購入する際に、その個所をチェックしていただければ問題ないかと思います。
また、増加も永遠に品質が保てるわけではないので、周囲の環境にもよるので具体的な日数は断定できませんが、激しく汚れていたり、材質が劣化してきそうな感じがしたら交換をされた方が良いです。
冒頭の話と重複しますが、このところ、猛暑、酷暑が続いていますので、本当は生花を供えたいがしばらくは造花を供えようかと考える方、いるかと思います。
それでも、ご先祖様、仏様は喜んでくださると願いたいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇お名前の追加彫刻・納骨・リフォーム・新規建立・除草・墓じまい
などについて「迷っている」「検討中」「他の人の事例を知りたい」
また、「石で・・・・・・これ、つくれますか?」といったご相談も、お気軽にどうぞ。
ご質問のみでも大歓迎です。
無理なご案内や営業はいたしませんので、安心してお問い合わせください。
➡お問い合わせフォームはこちら
https://e-ishifuku.jp/contact/
TEL:0120-551-429(月~金 9:00~17:00 土日休日)
※土日祝日はお休みが多いですが、前もってご連絡いただければ対応可能です。